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【特集】欧州選挙イヤー最後の目玉選挙 ドイツ連邦議会選挙

すぐできるJNB投資 欧州選挙イヤーの最後の目玉選挙 ドイツ連邦議会選挙特集 2017年9月24日注目の投開票。

欧州最大の経済大国ドイツでは、9月24日投開票の連邦議会選挙が予定されています。「欧米の自由民主主義の最後の守り手」と評されているのがドイツのメルケル首相。この選挙で4期目を目指し、メルケル氏のキリスト教民主同盟(CDU)とキリスト教社会同盟(CSU)が政権を維持できるかが焦点になります。

ドイツ連邦議会選挙とは?

ドイツの国会は、直接選挙によって議員が選ばれる「連邦議会」と、各州の代表者によって構成される「連邦参議院」による二院制で、任期は4年です。

ドイツ連邦議会選挙では、小選挙区制を加味した比例代表制を採用しています。
定数598議席中、半分に当たる299議席が小選挙区からの当選者で占められ、残りの299議席が比例代表分となります。
現在は調整議席を含めているため630議席となっており、メルケル氏が率いる与党、キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)の連立与党で310議席を持っています。

ドイツ連邦議会ではどの政党も過半数を得られないのが通例であり、首相の選出には連立を組む必要があります。
そのため、連邦議会選挙で最も多く議席を獲得した政党から、首相が誕生するので、注目を集めています。

今回の連邦議会選挙は、どのような結果になるのでしょうか。

世論調査予想 現状、メルケル首相の優勢か

現状では、メルケル首相が優勢とみられています。
連邦議会選挙の行方を占ううえで重要とされているのが、州議会選挙です。

5月に行われたドイツ最大の人口を抱えるノルトライン・ウェストファーレン州の議会選挙では、メルケル首相率いる保守系政党のキリスト教民主同盟(CDU)が、州議会与党であった社会民主党(SPD)を上回って勝利しました。

社会民主党(SPD)は連邦議会において、キリスト教民主同盟(CDU)の次に多い193議席を保持している政党です。

キリスト教民主同盟(CDU)は今年に入ってから行われた3つの州議会選挙で社会民主党(SPD)を破ったことになり、連邦議会選挙に向けてメルケル政権の追い風が吹いています。

今回の連邦議会選挙でもキリスト教民主同盟(CDU)が勝つこととなれば、メルケル首相が4期連続で首相を務めることとなるでしょう。

選挙による注目通貨

EUR/JPY

EUR/USD

メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が勝利
  • メルケル首相が4選となり、政権の安定さが再確認されます。
  • 独・仏で安定政権の維持・誕生となれば、欧州政治の安定化に貢献するだけでなく、両国を中心に強いEUを目指す体制が整うことになります。
  • 5月の独仏首脳会談で、メルケル首相とマクロン大統領は、連携してEUの統合推進を牽引していく決意を既に表明しています。

ユーロ圏の経済安定の見方が強まり、
ユーロ高が想定されます。

メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が過半数に届かない
  • 社会民主党(SPD)との大連立維持を迫られる可能性があります。
  • 社会民主党(SPD)指導部は、大連立を続ける条件としてショイブレ氏(現財務相)の辞任と財務相ポストの提供を挙げています。
  • ショイブレ財務相はこれまで十数回の選挙で当選を続け、メルケル首相がユーロ圏の経済危機を乗り切るうえで主導的な役割を果たしてきた功労者です。
  • ショイブレ氏が辞任するかどうかはまだ分かりませんが、辞任した場合は、メルケル首相が描くEU、ユーロ圏の統合強化戦略には痛手になることが予想されます。

ドイツやユーロ圏の政治混乱リスクの回避から、
円高、ユーロ安に反転する可能性が強まります。

欧州選挙イヤー最後の目玉選挙ドイツ連邦議会選挙

9月24日投開票

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