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【特集】揺れるマーケット 3月15日は大注目

すぐできるJNB投資 3月15日は世界中の投資家が大注目。 揺れるマーケット FOMC、オランダ総選挙、米国債務上限問題、日銀金融政策決定会合

今年の3月15日前後は、為替相場に大きな影響を与える重要な経済イベントが集中しています。そのため、場合によっては相場が大きく動くのではないかと世界の投資家が注目しています。

2017年3月15日前後の注目経済イベント

イベント 発表
(日本時間)
注目度
注目1債務上限法案期限切れ(米国) 〜3月15日  
注目2FOMC政策金利発表(米国) 3月16日
3:00発表
 
注目3オランダ総選挙(オランダ) 3月16日
早朝結果判明?
 
豪雇用統計(オーストラリア) 3月16日
9:30
 
注目4日銀金融政策決定会合発表(日本) 3月16日
日中発表
 
スイス政策金利発表(スイス) 3月16日
17:30発表
 
イギリス政策金利発表(イギリス) 3月16日
21:00発表
 

注目1債務上限引き上げ法案
(米国)

債務上限引き上げ法案、なかなか可決されないと何が起こる!?

債務上限とは、米財務省が発行できる債券(国債発行枠)の上限額のことです。米国では国の債務の上限を議会で決定しており、期限が切れる度に法案を可決させる必要があります。
前回の債務上限引き上げ法案は、オバマ大統領が署名し2015年11月4日に承認されましたが、2017年3月15日に期限が切れます。

米国では、共和党と民主党の対立から債務上限引き上げ法案がなかなか可決せず、政府機関が一時停止し、多くの政府機関の職員が自宅待機を余儀なくされた、という事態も過去に発生しています。米議会が債務上限引き上げ法案で合意することができずにいたため、米国はデフォルトの瀬戸際に追い込まれてしまい、世界同時株安になったこともあります。

現在は下院、上院ともに共和党が優勢で以前のようなねじれの状態ではないため、議会でなかなか承認されないということは想定しづらいですが、大規模なインフラ投資や減税を主張するトランプ大統領に対し、共和党は財政が悪化するような歳出拡大に前向きではありません。その他の問題もあり、債務上限引き上げ法案がなかなか可決されないこともありうるかもしれません。

市場予想
債務上限引き上げ法案、
なかなか可決されない場合は、米国のデフォルトや政府機関閉鎖が意識されて円高

注目2FOMC(米国)

米国の利上げのペースは世界中の関心事

FOMCとは、米国の金融政策を決定する会合のことです。米国の金融政策次第で世界の金融市場は大きく動きます。金利が高くなれば、投資家等が高い利回りを求めその国の通貨を買う動きがでて、結果的にその国の通貨が上昇する傾向があります。

米大統領選以降、世界の投資マネーは利回りの見込める米ドルに集まっています。
米国では、2015年12月に9年半ぶりの利上げに踏み切りました。2016年当初は年内に4回の利上げを見込んでいましたが、実施できたのは12月の1回のみでした。2016年末時点では、2017年の利上げは3回と見込まれています。3月15日に利上げがなかったとしても、次の6月の会合での利上げを示唆するような発表があるかどうかが注目されます。

市場予想
  • 利上げを急がない姿勢を示したら円高
  • 政策金利の利上げを発表したら円安
  • 次回の利上げを示唆したら円安

注目3オランダ議会選挙
(オランダ)

2017年度台風の目とみられている欧州情勢 スタートはオランダから

昨年の英国のEU離脱の是非を問う国民投票や米国の大統領選など、選挙結果が予想に反しサプライズになったことは、記憶に新しいと思います。今、世界では、既存の政治や今までのグローバリズムを否定するような動きが出てきています。その結果、英国民投票や米大統領選のサプライズを生みました。こういった流れが今後も続くのかを占ううえで、オランダ総選挙は注目に値します。

反EUを掲げ「オランダのトランプ」とも呼ばれているヘルト・ウィルダース党首率いる、極右政党「自由党」がどこまで勢力を伸ばすのか注目されています。
実際、世論調査では一貫して自由党がリードを保っており、第一党になるとの見通しです。
オランダでは多くの政党が乱立しており、一つの政党が過半数を獲得することは非常に難しく、現与党も2つの党の連立政権です。他の政党は軒並み自由党との連携を拒んでおり、極右政権の誕生は厳しいと見られています。現段階では仮に自由党が第1党になっても、他党による連立政権になるとの見方が多いようです。しかし結果次第では、政権の右傾化や反移民などの主張を一部取り入れる動きが出てくる可能性もあり、結果としてEU全体の極右勢力がさらに躍進するきっかけになるかもしれません。

その後に控えるフランス大統領選(4月、5月予定)、ドイツ議会選挙(9月)などの選挙結果の行方を占う上でも、注目のイベントです。

市場予想
自由党が勝利し、連立与党入りの思惑が台頭すると円高

注目4日銀金融政策決定会合
(日本)

サプライズ封印の黒田日銀 次の一手は?

日本銀行の金融政策決定会合が3月15日〜3月16日にかけて開催されます。他の主要先進国とは違い、日本銀行による金融政策は、発表時刻が決まっていません。そのため、サプライズの思惑が起きやすくなっています。

現在の黒田総裁が就任した2013年以降、事前の市場予想とは異なる政策が発表され「サプライズ」となる頻度が以前より増えました。このサプライズ政策発表により相場が大きく変動したことから、市場参加者の間では「黒田バズーカ」と呼ばれるようになりました。
しかし昨年9月以降は、大きな政策変更がない状態が続き、注目度は2013年〜2015年に比べて下がっています。
注目度が下がっている分、何か新しい発表があった際はマーケットが動揺するかもしれません。

日銀金融政策決定会合の結果は、3月16日の日本時間日中に発表されます。

市場予想
何か政策があった場合は、大きなサプライズだが・・円高?円安?

注目5各国でサプライズが
続いたらどうなる!?

金融市場は予想される事象をあらかじめ「織り込んで」動く傾向があります。したがって、事前の大方の予想と違う結果になればなるほど、相場への影響が大きくなります。

市場は「予想外」のことが起きるとリスクを回避しようと、リスク資産から比較的安全とされる資産に資金をシフトさせると言われています。リスク回避姿勢が強まった時に買われやすい通貨はズバリ「日本円」です。したがって、サプライズが連続で起こると一般的には米ドル/円は円高方向に動くと想定されます。

  1. (1)米国債務上限引き上げ法案が可決しない
  2. (2)FOMCで早期利上げ観測が高まらない
  3. (3)オランダ総選挙で「自由党」が事前予想よりもさらに議席を伸ばし、連立与党入りの観測が高まる
  4. (4)日銀がサプライズな政策を発表

というサプライズが立て続けに起きれば、大きく円高方向に為替相場が動くかもしれません。

市場予想
各国でサプライズな結果になった場合は・・!?円高

米国で、欧州で、日本で

注目の3月15日。

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