ネットバンキングの先駆けとして2000年に誕生したジャパンネット銀行は、
「銀行」という枠にとらわれず、時代の変化やお客さまのニーズにあわせた新たなサービスや価値を、
20年にわたり提供し続けてきました。インターネットやスマートフォンが急速に普及し、
キャッシュレス時代へと突入した日本のテクノロジー進化の歴史とともに、
ジャパンネット銀行のこれまでの歩みを振り返ります。
ネットバンキングの先駆けとして2000年に誕生したジャパンネット銀行は、「銀行」という枠にとらわれず、時代の変化やお客さまのニーズにあわせた新たなサービスや価値を、20年にわたり提供し続けてきました。
インターネットやスマートフォンが急速に普及し、キャッシュレス時代へと突入した日本のテクノロジー進化の歴史とともに、ジャパンネット銀行のこれまでの歩みを振り返ります。
いまでは当たり前となっている
ネットサービスが次々と誕生!
2000年10月、ジャパンネット銀行は日本初のインターネット専業銀行として誕生しました。 それは『FinTech』という言葉の影すらもない時代のこと、インターネットでいつでも誰でも安心・便利に使える金融サービスをお届けしたいという思いで営業を開始しました。スタートアップのこの時期は、さまざまなサービスとの決済連携やよりいっそうのセキュリティー強化を中心に取り組みました。
2000年:ジャパンネット銀行、営業開始
2001年:Yahoo!オークション(現ヤフオク!)オフィシャルバンクとして提携開始
2003年:競艇(現ボートレース)との提携開始
2005年:JRA、南関東4競馬、D-net(現オッズパーク)との提携開始
2006年:銀行として初のFXの取扱開始
認証システムにトークン方式のワンタイムパスワードを導入
創業当初のジャパンネット銀行のホームページ。日本初のFintechはここから始まった。
1997年には1割に満たなかった日本のインターネット普及率は、 ADSLや3Gなどのネットインフラの整備に伴い急速に伸び、2005年には7割を超えるまでになりました(総務省調べ/個人利用)。急速な普及にあわせるように、2000年代前半はサーチエンジンの「Google」(日本語版)や、SNSサービス「mixi」、音楽配信サービス「iTunes」など、今では当たり前となっているさまざまなサービスが次々と誕生しました。
2000年:「Google」が日本語版のサービスを開始
2001年:NTTドコモが「3G」の商用サービス開始。低価格インターネット接続サービス「Yahoo! BB」が話題に
2004年:「mixi」公開、国内のSNS利用者拡大の端緒に
2005年:日本で「iTunes Music Store」がサービス開始
背景画像:Copyright The Asahi Shimbun Company.
ネットサービスは
「いつでもどこでも」の時代に!
スマートフォンの登場によって、ネットバンキングの需要はさらに高まりました。お出かけ先や通勤時間などのちょっとしたスキマ時間に銀行取引ができる時代の到来にあわせるように、当社はスマートフォンに対応したサービスの提供や商品展開の拡充を行う一方、独自サービスを探求するなど、さまざまな施策を行いました。
2007年:Yahoo!ポイント(現Tポイント)現金交換サービスを開始
2008年:スポーツ振興くじの取扱開始
投資信託の販売開始
2011年:スマートフォン対応サイト提供開始
2012年:JNBスタープログラム開始
2013年:スマートフォン専用アプリの提供開始、以降さまざまなアプリをリリース
JNB Visaデビットカードの発行を開始
2014年:外貨預金の取扱開始
スマートフォン対応によりどこからでもアクセスできるようになった。
2007年にiPhone、2008年にAndroid搭載スマートフォンがそれぞれ発売され、より高速なモバイル通信サービス「4G」もスタート。「いつでもどこでも」インターネットに接続できるようになったことで、「Twitter」や「Facebook」などのSNS利用が国内でも活発化。YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトにも注目が集まるようになりました。
2007年:Appleが初代「iPhone」を発売
2008年:Googleの「Android」を搭載したスマートフォンが発売
2009年:「Twitter」人気に。AR(拡張現実)が注目を集める
2010年:高速モバイル通信「4G(LTE)」提供開始
2011年:「LINE」サービス開始。国内で「Facebook」の利用者が急増
2013年:フリマアプリ「メルカリ」が登場
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社会インフラとなるスマホ、
「あると便利」から「ないと困る」へ
スマートフォンの普及とともに、お客さまのライフスタイルも大きく変化します。当社は常にお客さまのニーズに耳を傾け、時代にあわせたサービスの提供に努めました。2016年に実現した取引システムの24時間365日連続稼働はまさに時代によって変化するニーズに対応したひとつの例といえるものです。 またこの時期は、ヤフーとの銀行代理業に関する業務提携契約、API連携の開始、LINEなどのSNSサービスの活用など、銀行という枠組みにとらわれずに、サービスの範囲を広げていきました。
2015年:ヤフーと銀行代理業に関する業務提携契約を締結
2016年:取引システムの24時間365日無停止連続稼働を開始
LINE Payと決済提携を開始
Pay-easy(ペイジー)の取扱開始
2017年:freee、マネーフォワードとのAPI連携を開始、以降API連携社数は8社に
LINEで対話型チャットボットによる問い合せ対応を開始
いつでも気軽に使えるSNSなどを積極的に利用。
2015年、スマートフォンの普及率は5割を超えました(総務省調べ/個人保有)。 またテクノロジーの著しい進化によって、スマートウォッチやスマートスピーカーといったスマートフォンと連動した新時代のデバイスも次々に現れ、スマートフォンはもはや社会インフラに。「あると便利」から「ないと困る」ツールになりました。
2015年:「Apple Watch」発売
2016年:「Spotify」日本でのサービス開始
2017年:スマートスピーカー「Google Home」「Amazon Echo」が発売
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財布を持たない生活が本格化、
スマホ決済サービスが続々登場
2018年以降、従来のカード決済や電子マネーに加え、スマホ決済サービスが次々に登場し普及、キャッシュレスで生活することも可能になりました。
当社はPayPayをはじめ、LINE Pay、メルペイ、Google Pay と、幅広いスマホ決済サービスに対応、キャッシュレス化を推進し続けました。そしてこの動きをさらに加速・進化させるために、2021年4月5日、社名を「PayPay銀行」に変更いたします。
「金融サービスを空気のように身近に」することを目標に、これからも優れた価値を提供していきます。
2018年:ヤフーによる連結子会社化
PayPayとの決済提携を開始
2019年:メルペイで口座振替による即時チャージを開始
住宅ローンの取扱開始
JNB Visaデビット、 Google Pay とGarmin Payに対応開始
2020年:ジャパンネット銀行間振込手数料無料化
2021年:「ジャパンネット銀行」から「PayPay銀行」へ(予定)
スマホがあれば支払いができる、そんな風景が当たり前になりつつある。
既存のモバイルSuicaをはじめとする交通系電子マネーに加えて、QRコード・バーコードを用いたスマホ決済サービスが続々と現れ、キャッシュレス化の機運が一気に高まったのは2018年前後のこと。いよいよ本格的なキャッシュレスの時代へと突入しました。一方で、音楽や動画に加え、ソフトウェア・コンテンツにもサブスクリプション(定額支払)型サービスが浸透。クラウドの活用とあわせることで、最新のサービスを継続的に受けられる形が一般化しました。
2018年:キャッシュレス、スマホ決済サービスの競争が激化
2019年:サブスクリプション(定額支払)サービスが広がる
2020年:新型コロナウイルスの影響によりテレワーク化の動きが強まる
超高速モバイル通信「5G」の商用サービス開始
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