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掲載日:2012年1月25日

ワールドカップにオリンピック……、近年何かと話題のブラジルですが、投資信託にもブラジルに投資するファンドがたくさんあります。投資先という視点でみた場合、ブラジルとはいったいどのような国なのでしょうか?

ブラジルってどんな国?

世界有数の資源・農業大国

ブラジルは鉄鉱石など豊富な資源があり、近年では海底油田の開発により石油自給率100%を達成しています。サトウキビやコーヒー、オレンジなどは世界1位の生産量となっており、多くの農産物や食肉などを世界に供給しています。

世界有数の資源・農業大国であるブラジル

出所:外務省の地図をもとにHSBC投信が作成

農産物世界生産ランキング(2009年)

出所:国連食糧農業機関(FAO)のデータをもとにHSBC投信が作成

鉱物世界生産ランキング(2010年)

出所:米国地質調査所(US Geological Survey)
2010年推計値のデータをもとにHSBC投信が作成

JNB担当者のひとこと ブラジルの国土は、日本の約23倍。肥沃な大地と豊かな資源に恵まれたブラジルは、世界有数の農業大国であり、資源大国でもあります。

高い利回り水準

ブラジルは主要国と比べ、相対的に高い金利水準となっています。

主要国との名目金利の比較(2011年12月末)

名目金利
物価上昇率(インフレ率)を考慮しない表面的に示されている金利のことです。預金の表示利率など一般的に使われている金利のことを言います。

出所:ブルームバーグのデータをもとにHSBC投信が作成

主要国との名目金利の比較(2011年11月末)

実質金利
名目金利から物価上昇率(インフレ率)を考慮した金利のことです。物価上昇または下落による実質的な金利の変化を表します。物価上昇率が名目金利を上回れば、実質金利はマイナスになる場合もあります。

※上記グラフは政策金利から消費者物価指数を引いて算出
出所: ブルームバーグのデータをもとにHSBC投信が作成

向上する信用力

財政状況の改善などを背景にブラジル国債の格付は向上し、2008年に投資適格となった後、2011年11月にA-(S&P)に格上げされました。

対外純債権・債務の推移(1995年〜2010年)

※公的部門と民間部門の合計
出所: ブラジル中央銀行のデータをもとにHSBC投信が作成

外貨準備高の推移(1995年〜2010年)

出所:ブルームバーグ、IMFのデータをもとにHSBC投信が作成

格付の推移(1997年1月末〜2011年12月末)

※S&P(スタンダード&プアーズ)の現地通貨建長期債格付を使用
出所: ブルームバーグのデータをもとにHSBC投信が作成

内需主導の経済構造、低い外需依存度

ブラジルはGDPの約6割を個人消費が占める「内需主導型」の経済です。

ブラジルの需要項目別GDP構成比(2010年)

出所: ブラジル地理統計院(IBGE)のデータをもとにHSBC投信が作成

主要新興国の輸出依存度(2010年)

※輸出依存度は国内総生産(GDP)に対する輸出額の割合
出所: IMFWorld Economic Outlook Database (September 2011)、データストリームのデータをもとにHSBC投信が作成

ブラジルの最近の投資環境について

ブラジル経済は減速傾向ながら、持続可能な成長へ

IMFは9月、世界経済の見通しを下方修正し、2011年、2012年とも経済成長率を4.0%としました。

国・地域別でみると米国やユーロ圏などの先進国の修正幅が大きくなっている一方、新興国は小幅にとどまっており、景気の先行き不透明感はあるものの、引き続き力強い成長を続けると予想されています。

ブラジル経済も2010年までの過熱気味の状況から減速傾向となっているものの、経済成長率は2011年が3.8%、2012年が3.6%と持続可能な成長ペースに落ち着くものと予想されます。

IMF(国債通貨基金)による世界経済の見通し

出所:IMFWorld Economic Outlook Database (September 2011)のデータをもとにHSBC投信が作成

JNB担当者のひとこと いかがでしたか?ブラジルファンドの特徴について、少しおわかりいただけましたでしょうか?リスクについてもお忘れなくご確認ください。

ブラジル投資のリスク

経済環境悪化リスク
資源価格、農産品価格の下落―欧米、中国などの経済低迷による輸出の大幅な減少
インフレリスク
金利が上昇し、企業活動・個人消費が低迷する可能性―低所得者層が打撃を受け生活が困窮化、貧困層救済のための社会保障費増などによる財政収支の悪化
政治リスク

政治的な方向性が不透明となる可能性―対外関係(IMFなど国際金融界、メルコスール(※1)の域内関係)悪化の恐れ

※1メルコスール:1995年にブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの4ヶ国で発足した南米南部共同市場。その後、ベネズエラが加盟。準加盟国はチリ、ボリビア、ペルー、エクアドル、コロンビア。域内関税を原則撤廃、対外共通関税を設定。

税制変更リスク

非居住者によるブラジル国内債券、株式購入時の外国為替取引に課される金融取引税(※2)の、将来的な税率変更または関係法令改正の可能性

※2日本や海外の投資者がブラジル国内のブラジル・レアル建債券や株式を購入するために、外貨(日本円、米ドル等)からブラジルレアルに交換する際の為替取引等に対して課される税金のこと。

JNB投資信託で取り扱いのブラジルファンドをチェック!

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